私は楽天経済圏にどっぷりと使っており、クレジットカード、銀行、証券会社、そしてスマホを全て楽天で済ましてきた。理由としては、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象が増え、還元率が上がるためだ。
SPUは改悪に次ぐ改悪を重ねてきた。その手はついに私も使っている楽天モバイルへとやってきており、ポイント還元率が2%から1%に減少した。たかが1%かと思われるかもしれないが、新生活に伴い、食料品や消耗品を楽天で購入する事を考えていた私には大打撃だ。
予定としては毎月2万円の消費額だったので、毎月200円の損失が出ることになる。1年間で2400円、10年間で2万4000円と考えると、塵も積もれば山となる事を再認識。
なお改悪に伴い楽天ひかりがSPUに追加されたものの、価格が競合他社より高い設定になっている。具体的にはSo-net 光はWi-Fiの料金を含んで税込み3278円。しかし、楽天ひかりはWi-Fiのルーターなしで税込み4180円もしてしまうため、単純な価格差は902円。
4000円のWi-Fiルーターを購入して36ヶ月(3年)の耐用年数と仮定すると月額111円になるので、月額1013円高くなる。SPUを考えても月額813円の損失が発生してしまうため、楽天ひかりを導入することは多分無いだろう。
楽天側は常に進化と言っているが、常に退化しつつある。楽天ブックスも前は1%還元だったのに、電子書籍版で0.5%、紙で0.5%という形になっていたし、SPUが変わるたびに退化をしている。送料無料も始めるようだが、沖縄や北海道といった離島地の送料も企業が負担しなくてはならなくなるので、そのコストは商品の価格に乗せられ、離島地の送料を内陸が負担しなくてはならなくなるだろう。
そのうち、楽天の魅力はなくなるかもしれないと、危惧している。当然、Amazonの方が安くなってしまえば、楽天からは離脱する。
楽天ひかりはSo-net光プラスよりも800円近く高いのにも関わらず、IPv6にすら対応していないという…So-netは対応してるぞ。
完全に下位互換で笑えない。
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