最近、Youtuberやガジェットに詳しい専門家がiPhoneはコスパが悪いため、Androidに乗り換えるべきであると情報を発信しています。
しかし、その情報は誤りであり、実はAppleが開発したiOSを搭載しているiPhoneこそ、コスパ最強になるケースが非常に大きいと言わざるを得ません。
確かにiPhoneの価格は高いが….性能では一切勝てていない
iPhone11/Pro/ProMAXが最近発売されました。価格表を参照すると最も安いもので7万4800円もかかり非常に高額のように思えます。
しかし性能はどうなのでしょうか?性能を見る上で、パソコンでも、スマートフォンでも、性能の一つの目安としてベンチマークが使われています。iOSとAndroidのベンチマークを比較したものが以下の通りとなります。
Kirin980がファーウェイP30に搭載されているもので、Apple A13 BionicがiPhone11に搭載されているものになります。ダントツに負けてしまってますよね?
Kirin 980 30万3917点 Apple A13 Bionic 46万2098点
ReaMEIZU 「AnTuTuがiPhone 11シリーズのベンチマークスコアを公開、圧倒的な性能を見せつける」より引用
こういうことをいうと、 AndroidのファーウェイP30は6万円代前半であり、iPhone11は8万2280円もする。約2万円もファーウェイの方が安く、コスパ最強と返ってくると思いますが…
実はそれも違うんです。
iPhoneには資産価値がある
Androidが搭載されているスマートフォンと、iOSが搭載されているiPhoneでは資産価値がまるで違います。発売されたスマートフォンとそれぞれ比較してみましょう。
iPhoneXの発売日が2017年11月であり、Galaxy S8が2017年4月、Galaxy S9が2018年3月、HUAWEI P20 Proが2018年6月になります。
端末料金割引の関係上、キャリア版に関しては正確に計算できないので除外し、SIMフリー版のみで考えていきましょう。下によると税別11万2800円であり、消費税は当時8%でした。つまり、税込価格は12万1824円となります。良い状態であれば買取価格は5万7000円なわけですから、実質負担は6万4824円程度ということになります。(48%価値が残っている)
アップルは全面ディスプレイの新スマホ「iPhone X」(アイフォーン テン)を発表しました。11月3日国内発売、予約開始は10月27日。価格は税別11万2800円。
.engadget.「iPhone X(テン)は11月3日発売、10月27日予約開始。11万2800円〜」より引用
確かHUAWEI P20 Proの発売当時でのSIMフリー版の価格が10万円でした。そして今のSIMフリー版の売却価格がわかりませんが、仮にiPhoneと同じ+1万円だとすると、4万2000円の買取価格になります。つまり、5万8000円となり、こちらの方が新しいのにも関わらずたった6000円の違いで、ハイパフォーマンスのiPhoneに替えることができます。(42%価値が残っている)
(実際、AmazonのファーウェイはP20Proを10万3,238円で現在も販売しています。)
iPhone11も2年後に価値が48%残っていたとすると、実質負担は3万9494円であり、Android端末よりも極めて安価と言えるでしょう。
機会費用を入れるとAndroidは更にコスパが悪くなる
iPhoneの方が性能が優れている以上、実際のアプリの挙動にも影響を与えます。メモリの関係上、Androidの方が何十もアプリを起動した際の挙動は優れていますが、一つ一つを起動する多くのユーザーにとってはiPhoneの方が性能が高くなります。
一般的なアプリだと違いはあまり感じられませんが、本格的な3Dゲームを動かそうとすると、読み込み時間が圧倒的にiPhoneの方が早いケースが多くありました。
ここで機会費用について考えてみましょう。機会費用とは、資産(金や時間など)が有限であるときに、何かを選択すると何かを失っている、その失ったものを機会費用といいます。
仮に起動回数を100回、遅延を0.1秒と考えると、1日10秒、年間で3650秒、2年間で7300秒の機会費用が発生することになります。
図1は月間平均の1日当たりのアプリ起動回数を示している(その定義上、使っていない日や人も平均の中には含まれている)。女性10代で99回ということは、使っている人は例えば150回ほど起動していてもおかしくないことになる。
「ログデータが明らかにする性年代別アプリの利用実態」より引用と強調
さらに、3Dゲームの遅滞を1日20秒程度とすると、年間で7300秒、2年間で1万4600秒の機会費用が発生しています。
つまり、ゲームを本格的に行っている人にとっては、Androidを選択すると21900秒の時間を失うことになります。おおよそ6時間になりますね。
Android | iOS | |
機会費用 | 6時間 | Androidとの差額 |
費用は、少ない方を選択する方が合理的になります。実際のAndroidとの差額が大したことがないこと、時間をかけて楽しむ娯楽が多くなっていることを考えると、基本的にはiPhoneを選択すると高い利得が得られるといっていいと思います。
求めるパフォーマンスは顧客により違う
当たり前のことですが、求めるパフォーマンスは顧客により異なり、性能だけではなく、価格、デザイン性、ブランドなど色々な基準があり、どこに重きを置くのかでコスパ最強は変わってきます。
例えば、服。温度を調節する目的であればGUやファッションセンターしまむらの商品で十分であると思いますが、人によってはヴィトンといった高額なブランド商品を購入します。
仕事中に時間を確認するのであれば、100円均一で売っているものや、シチズンといった1000円以下で購入できる腕時計で十分ですが、何十万もするロレックスの腕時計を購入する人もいます。
その製品しかないものがあり、それを評価している消費者がいます。にも関わらず、Androidを一辺倒で推奨する方法は、顧客に寄り添うコンサルティングセールスとは言えません。
最近自分の中ですごいと思っているのはApple Watchです。
自撮りをする方が増えてきましたが、自撮りをするときには内側のカメラを使って撮影します。じゃないとどうなっているか確認できません。
しかし、性能は外部カメラより弱いためにGoProといったカメラを別途購入する方が増えています。特にYoutuberや旅行が趣味だったり、インスタバエだったりする若い方に多いですよね?
でも、このアップルウォッチはカメラの映像が出力できるわけです。つまり、外部カメラの映像を確認しながら、自撮りが容易にできるようになります。GoProの充電器や本体がいらなくなり、持ち物が軽くなる。そこそこ解像度にこだわりたいが、荷物を小さくしたいというユーザーにとっては、最高の組み合わせです。
こういったようにアップルにしかないものが、アップルにはあります。
そもそもなぜ間違った情報が流れてしまうのか
一言で言えば、広告収入を得るために意図して間違った情報を流しているためです。
Youtuberやガジェットの専門家が進める端末は、ファーウェイとOPPOの二社を進めてきます。このスマートフォンはそもそもSIMフリーで販売されているので、アマゾンや楽天のアフィリエイトリンクを張って、そこのリンクから購入されると何%か広告収入が入ってくることになります。
例えばAmazonアソシエイトのケースでは2%(1件あたり最大1000円)の収入が見込めます。代表的なものがHUAWEI(ファーウェイ)P30 liteですが、商品の価格は約3万円のため、1件あたり600円の収入が入ってくるわけです。
そのため、Androidのスマートフォンはコスパ最強と偽って紹介するわけです。いわゆるポジショントークというわけですね。
代表的なポジショントークが、Android vs iOS Antutuベンチマーク対決!勝つのはドッチだ!世界最強スマホはドレだ!に掲載されているものになりますが、性能がiOS搭載端末の方が圧倒的に優れているにも関わらず、様々な理由(発熱により性能が下がるなど)をつけて、アフィリエイトリンクに誘導していきます。
しかし発熱によって性能が下がるのは僅かであり、ファンといった周辺機器を搭載すれば、その発熱もなくなるため、iPhoneこそが最強のゲーミングスマホになることは疑いもありません。
Youtuberであれば、GEEK-Inboxが代表的で、iPhoneに対して否定的な意見を並べ、反対に中華製のAndroidに対しては肯定的に意見を発信して、概要欄のAmazonアソシエイトリンクに誘導を行っています。
スマートフォンに限っては高くて良いものを使おう
スマートフォン+インターネットによって、様々なものを代替できるようになりました。
例えばYouTubeがあればテレビが不要になり、好きな時間に好きなコンテンツを見ることができるようになり、PS4でやるような本格的な3Dゲームや2Dゲームが基本無料でどこでもできるようになりました。漫画もcomicoやマンガUPを入れれば無料で見れます。
つまり、あえてスマートフォン+インターネットに多額のお金を投じることで、ストレスなく、人生で使うトータルコストは安くなるわけです。だって一部のAndroidは性能が雑魚だからね。
なので私はiPhone11+楽天モバイル+WIMAXを強くお勧めします。
二年後はiPhoneにする
まとめ
コストパフォーマンスのパフォーマンスは顧客によって変わってきます。自分が今何を必要としているのかをしっかりと考え、それに適したコストの商品を選択する必要があります。
どんなに安いものを買ったとしても、高いものを買ったとしても、コスト≦パフォーマンスになっていなければ、その人にとってはコスパ最悪に。
ブロガーやユーチューバーが発信しているポジショントークに騙されず、自分にとってコスパ最強のスマートフォンを選択しましょう。
だからこそ私はXperia。SONYが大好きだからさ!!
apple爆上げしてこれかいwwww
次はもしかするとappleにするかもしんないけど。
なんでよ、SONY好きなんじゃないの?
AppleCardがかっこよすぎぃ。カード番号も書かれていないのが安全性の観点から素晴らしい!!メインカードにしたいでござる。
草
追記 2020年1月23日 Androidがコスパ最強に
iPhone11と同じ処理性能を発揮している、ASUSのZenfone6が楽天市場で販売されるようになり、楽天ポイントの付与を考えると新品価格で5.7万円になった。
また体感ではわずかながら劣ってしまうものの、HUAWEI nova5Tが4万円で入手することが出来る。
但し、この端末は防水、おサイフケータイに対応していないので、そこをパフォーマンスに含めたい方にはiPhone11をおすすめしたい。
コメント
一般用途ならiPhoneはオーバースペック
ミドルエンドAndroidがコスパ最強と私も騙されました
1年ほど前までAQUOS senseliteを使っていました。が良かったのは最初だけで後からバイブが弱すぎで電話に出れない、アプデすると電池もちがどんどん悪くなる(数値上の容量はiPhoneより多いのに)と散々でした
今はiPhone7 plusを使っていますがこっちの方がよほどコスパいいと思っています
AQUOS senseliteはスマートフォン開発で劣っている国産ブランドの製品であり、極めて性能の悪い機種のため、めんふくろーさんの仰っていることもわかります。しかし、国外メーカーを見てみるとXiaomi Mi9TProやASUS Zenfone6は4万円~6万円で入手できる端末であるにも関わらず、iPhone11と同じ処理性能を発揮しているため、コスパ最強の端末があったりします。但し、防水やおサイフケータイが搭載されていないので注意が必要ですが。
いやAndroidでしょw
iPhoneはライトニングケーブルしか挿せねーし、だけどAndroidはusbさせるじゃん
あとiPhoneはAppStoreからしかダウンロードできないから使えるアプリもAndroidに比べれば劣る
ストレージはあんま関係ないよw
クラウドで補えるし
Androidはメモリも多いし(8GBとか)
iPhoneは多くて3、4GB
セキュリティ面ではiosが上だけど今までマルウェアとかハッキングされたこと一度もないからあんま必要ないね
iPhoneを使ってるけどバッテリーの減りが異常にはやい
しかもフォルダって概念がないからPCからデータ送っても保存しづらい
昔ゲームをやってたんだけどiPhoneでは起動に2分かかるゲームが友人のAndroidでは20秒で起動した
さあ、性能が良いのはどちらだろうか。
androidとiphoneのram比較しても意味ないよ
iphoneはそれぐらいのramで十分だったし
あとゲームはiphoneの方が快適だなあ。androidのゲーミングスマホと比べなければ発熱は少ないから。888はまじで熱い
でもやっぱりandroidが好き
USB-CじゃないからiPhoneはゴミ
パソコン使うなら断然Android