恥ずかしながら、私はかつてアマゾン信者であり、多くの買い物をアマゾンで行い、数年間アマゾンのプライム会員費を支払っていたが、ついに今月解約を行った。
私がAmazonプライム会員を脱退した三つの理由を開示していこうと思う。
年会費が高い
まず、Amazonの年会費が高いという点だ。下記に示しておく。
学生会員年間プラン | 2450円 |
年間プラン | 4900円 |
単なる通販の会員にも関わらず、年間で4900円は高すぎる。こういう事を言うとAmazonプライムビデオやミュージックといったサービスがあるのでそれを込にすればお得と言う答えが返ってくるがそれは間違いである。
そもそも、プライムビデオやプライムミュージックで配信されているコンテンツはほぼ外国人向けのコンテンツであり、日本人にとってはあまり魅力的ではない。更に言えばYouTubeやSpotifyといった無料で見られるサービスがある以上、わざわざ外国人向けのコンテンツに対して金銭を支払う必要は皆無といえよう。
そもそも商品が高額である
Amazonを利用する主目的は、あくまでも実店舗より安く買うということである。しかし、もっと安く商品を購入できる通販サイトがあったらどうだろうか?多くの方がAmazonを使わない事を選択するはずだ。
その通販サイトを紹介しよう。楽天市場とアリエキスプレスだ。
楽天市場
サイトが使いづらいと嫌煙されている楽天市場だが、使い勝手に慣れてしまえばAmazonよりも安く商品が購入できてしまう。その答えがSPUと買い回りだ。
Super Point Up Program(スーパーポイントアッププログラム) とは、簡単に言えば、楽天が提供しているサービスに固めることによって、最大16%という多くのポイント還元を得ることが出来るという凄まじいプログラムである。
下記が詳しい内訳だが、軽く読み飛ばしてくれて構わない。
楽天会員 | 1% |
楽天市場の買い物を楽天カード(ゴールドカードなど含む)でお支払い | 2% |
楽天市場の買い物を楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードでお支払い | 2% |
天カードの利用料金を楽天銀行で支払いに設定 | 1% |
楽天保険を楽天カードでお支払い | 1% |
楽天電気 | 0.5% |
楽天証券で投資信託500円分以上を楽天ポイントを使って投資 | 1% |
楽天モバイル | 2% |
楽天トラベル | 1% |
楽天市場アプリを使って購入 | 0.5% |
楽天ブックスで1回の注文で1000円以上購入 | 0.5% |
楽天Kobo(電子書籍)で1回の注文で1000円以上購入 | 0.5% |
楽天Pashaで100ポイント以上獲得 | 0.5% |
Rakuten Fashion | 0.5% |
楽天TV・NBA Rakuten | 1% |
楽天ビューティー3000円以上の予約と施工完了 | 1% |
しかし、コストを支払わず簡単に満たせるもので言えば、楽天会員+1%、楽天カード+2%、楽天カードの利用料金を楽天銀行で支払いに設定+1%、楽天証券1%、アプリからの購入+0.5%で5.5%といったところ。
また初旬頃に買いまわりを実施しており、最大10%が付与される。条件は1つの店舗で1回1000円以上の買い物を複数の店舗で行うと段階的に上がっていくというもの。
あくまでも私の場合だが、SPUで楽天会員+1%、楽天カード+2%、楽天カードの利用料金を楽天銀行で支払いに設定+1%、楽天証券1%、アプリからの購入+0.5%、楽天ブックス0.5%、楽天モバイル+2%でSPUで合計8%。買い回りで3%分。
また0と5のつく日にキャンペーンにエントリーし、楽天カードで支払うと3%分。従って14%戻ってくるのがデフォルトだ。
ポイント込みで考えれば圧倒的に楽天市場のほうが安く、Amazonを使うことはデメリットしかない。
その楽天よりもさらに安いアリエキスプレス
アリエキスプレスは中国のアリババが運営している越境通販サイトであり、アマゾンや楽天市場よりも価格が安い。国内の販売されている商品は主に中国で生産されており、卸売業者や小売業者のマージンが入らない分安く商品を仕入れることができる。
例えば、Amazonや楽天市場ではサムスン製のマイクロSD128GBが3000円前後で販売されているが、アリエキスプレスでは2000円で購入することができる。
しかし、中国からの輸入という形になってしまうために、購入してから最低2週間はかかってしまう。そのため、アリエキスプレスを使うのはそんなに急がない商品を購入する際にオススメだ。
個人輸入する際の住所の書き方については以下の記事で解説している。是非参考にしてみてほしい。
商品に偽ブランド商品が多い上に、レビューも信用できない
Amazonは偽ブランド商品の対策をほとんどしていないという事はご存知だろうか?最近では、超大手のナイキが偽ブランド商品が多く、こんなところで販売していたらブランド価値を落としてしまうとしてAmazonから撤退して自社ECでの販売に移動した。
アマゾンではいまだ第三者によって大量のナイキ製品が販売されており、偽造品の販売も横行している。実際のところ、そういった販売業者はアマゾンにとって大きな収入源であるため、アマゾンが彼らを排除することを期待するのは現実的ではなかった。
WWD JAPAN.com「「ナイキ」がアマゾンから撤退」より引用
それどころか、むしろ偽ブランド商品を購入することを推奨しており、スポンサーダイレクトと言う名称で購入したいものと全く違うものを勧めている。信じられないと思うが消費者はダイソンの商品が欲しい考えと検索すると以下の商品が出てくる。
それだけに留まらず、レビューを購入していない人でも書き込むことができるために業者が中間~高い評価を書くサクラレビューというのが発生していて全く信用できない。
しかし、楽天市場やアリエキスプレスでは商品のレビューは購入していない人はできない他に、ショップの評価も見やすく設計されているために、悪い商品を販売している事業者は淘汰されるようになっている。
最後に
高い年会費を支払ってまで、Amazonを使い続けるメリットはない。貴方がAmazon信者であり利益に貢献したいという思いがあるのであれば話は別だが(笑)
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