結論から先に言えば、大部分の人にとって、Apple Careに入ることは損でしかないと言っておく。
私は節約に詳しいと周囲に広まっているようで様々な事が聞かれるようになった。非常に喜ばしい事で、他の人に情報を提供することで豊かになるのであれば私も幸せだ。
今回、友人から問い合わせを受けた内容は、iPhone11を購入しようと考えているのだけど、Apple Careは付けたほうがお得なのかというもの。
故障の期待値を知る(損益分岐点を知る)
どれくらい故障をさせたらApple Careのほうがお得かを知る必要がある。
調べなくてはならないのは生涯におけるスマートフォンの総購入台数だ。今の若い世代の方々は2年に1度、新しい端末に乗り換えを行って、豊かな生活を得られるようにしている。現在24歳の友人Aさんは80歳くらいまでは生きると思う。つまり、残りの寿命はおおよそ56年になるので、28台のスマートフォンを購入することになる。
iPhone11のApple Careの価格は1万8400円になる。従って総保証費用は51万5200円となる。
次に修理費用を概算しなくてはならない。Apple StoreによるとiPhone11の画面割れの修理費用は2万240円となる。総保証費用から考えると25.5台のスマートフォンを修理することができるので、購入した28台の内26台以上の故障が期待されるならApple Careに入るべきだろう。
※ぶっちゃけると正規代理店以外ならもっとコストは抑えられる。どうせ2年で買い換えるのならそこで修理するのがベスト。
購入した端末を毎回壊す人間がいるのだろうか?個人的には居ないと思うので、大部分の人には損と言える。
参考にiPhone11 ProとiPhone11 Pro MaxのApple Careの価格一覧を置いておく。
機種 | Apple Care |
iPhone11 Pro | 2万5080円 |
iPhone11 Pro Max | 2万5080円 |
こちらが画面の割れの修理代金だ。実はApple Careに入っていても修理料金は別途かかってくるので計算をする際には、加入していない-加入している=1回あたりの修理代になることを注意しよう。
機種 | Apple Careに加入 | 加入していない |
iPhone 11 Pro | 3740円 | 3万3440円 |
iPhone 11 Pro Max | 3740円 | 3万9380円 |
AppleCareはぼったくり商売ww
終わりに
企業のサービスは消費者を騙すために高額に設定されていることが多い。端末保証サービスは特にそうなっている可能性が高いので、しっかりと計算をして、加入するのがいいのか、しないほうがいいのかをしっかりと考えておこう。
今回のケースで言えば、故障率30%と仮定しても、年間では6160円、生涯で34万3840円ものお金を不要なサービスに使っていたかもしれないということだ。
友人からはめちゃめちゃ感謝されました。焼肉奢ってもらっちゃった(≧▽≦)
お礼もらってて草
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