格安SIMを使わない理由として、よく挙げられるのが「かけ放題」のプランがないから大手キャリアを使っているという方が非常に多い。
しかし、実際の使用状況を考えてみれば、かけ放題は原則的には不要であると言える。
電話には二種類ある
念のため解説すると、インターネット回線を用いた電話(LINEやSkype)と電話回線を使用した電話(070/080/090)が存在する。
インターネット回線を用いた電話(LINE) | 電話回線を用いた電話 | |
通話品質 | 普通(途切れたりしない) | 良い |
価格 | 無料(パケットを使う) | 30秒20円(税別)orかけ放題プラン |
利便性 | アプリのインストールが必要 | 電話番号があれば電話できる |
簡単に特徴を上記に示した。友人や家族間ではLINEで電話を行い、会社や学校では電話回線を用いた電話で行うのが主流だ。
かけ放題プランの損益分岐点は?
では、損益分岐点について考えていこう。各種キャリアのかけ放題の価格は以下の通りとなっている。あくまでもかけ放題プランオプションのみでの比較となるため、パケット料や割引サービスの適用によって価格は多少異なる事をご理解いただきたい。
au | docomo | SoftBank | |
価格 | 1,700円 | 1,700円 | 1,500円 |
一番安いプランだと1500円になる。先ほど30秒20円と書いたが、一部の格安SIMではアプリを用いることで30秒10秒で電話することができる。
1500/20=75×30秒=2250秒=37分30秒
1500/10=150×30秒=4500秒=75分=1時間15分
このラインが損益分岐点となる事を覚えておこう。
実態は30秒10円で電話した方がお得!
総務省が公表している「通信量からみた我が国の音声通信利用状況 」によると携帯電話・PHSにおける1日平均の通信時間は2分7秒となっている。
365/12=30.4166666….×127=3862.916666….≒3863秒=1時間4分23秒となる。かけ放題プランは30秒20円計算だとお得だが、30秒10円計算だと損になる。
さらにこの契約数には電話回線を使うヘビーユーザーである法人も含まれているので、個人の契約の場合にはほぼ確実にかけ放題プランは損だと言える。
自分は電話はほぼLINEで、電話回線を使って電話するのは月1回あるかないかくらい。1490円以上損してしまう….
30秒10円で電話できる格安SIMは?
30秒10円で電話できる格安SIMは巷に溢れているが、その中で最もオススメなのが楽天モバイルの組み合わせプランになる。
基本的に料金は横並びの為、それ以外の特典で考えるべきだが、楽天モバイルの通話SIMを契約していると楽天市場のポイントが+2%、楽天モバイルの利用料金に対して楽天ポイントが1%といったようにポイントが大量に貯まるため非常にオススメだ。
また期間限定や通常ポイントを使って楽天モバイルの利用代金の支払いに使うこともでき、最も最強といえる格安SIMなのは言うまでもない。
因みに私の場合は、楽天モバイルの3.1GBを選択して税込で1760円。仮にiPhone11の128GB、SIMフリー版(87880円)を24分割で購入したとしても、月額3661円の上乗せで、合計5441円。
携帯電話の平均額って確か1万円くらいだよね?月5000円以上変わってくるのか(´Д`;)
しかも、今はキャリアで契約したらスマホは返却しなきゃいけないけど、こっちは資産になって売却もできるからな。楽天市場でポイント2%つくし。自分は毎月200ポイントついてる(#^.^#)
; ┐(´~`)┌キャリアで買うのがホントバカらしくなってくるね。
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