SONYがハイエンドモデル 「Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)」を発表した。2020年の3月以降発売されることになる。当方は広告料を貰っていないため、あくまでも客観的な視点で製品を評価していきたい。
全く魅力のない「5G」に対応
今後、新しい機種は「5G」が標準搭載していくと思われる。5Gとは「第5世代移動通信システム」の略称であり、通信速度の理論値が10Gbps以上になる。取り敢えずインターネットがめちゃめちゃ早くなると理解しておけばいい。
しかし、現状でも4Kの動画がやり取りされているが、遅滞なく利用することが出来る。この通信速度を活かすには、まだ人類の科学技術が圧倒的に足りない。このを通信速度を利用するのはホログラムやVRといった技術がより高度化してからと思われる。
5Gに対応しているからと言って、生活が豊かになることはない、むしろ端末を無駄に買い替えてしまうだけになるだろう。端末の料金も高くなるし。
インターネット通信料も既に導入されている米国や韓国では概ね、月額1000円以上値上がりしており、5Gは実用性は変わらないのに、価格だけが上がるシステムだと理解していただきたい。主要なメディアはKDDI、docomo、Softbankから広告料を貰っているため、素晴らしいサービスであることを宣伝すると思うが、決して騙されないように。
無駄に高性能なSnapdragon 865を搭載
私は荒野行動やPUBGといった高度な処理が必要なゲームをプレイしているが、現状スペック不足で困ったことはない。使用しているのは一世代前のSnapdragon 855を搭載したZenfone6。当然、最高品質で設定をしてもサクサクプレイできる。
Snapdragon 855ですらゲーミングでも十分すぎるパフォーマンスを発揮しており、Snapdragon 865はオーバースペック。購入する価値はない。この辺はアプリのグラフィック性能がどれくらい向上していくのかに掛かっている。
因みにSnapdragon 855を搭載のXiaomi Mi9が3.5万円、Snapdragon 865を搭載したXiaomi Mi10が6万円~7万円で価格差は3万近くもある。個人的にはXiaomi Mi9を購入して、浮いた費用で別のものを購入したほうが良いかと思われる。
指紋認証に対応
顔認証の弱点としてはマスクやマフラーをしているとまともに使うことができないので、実用性とセキュリティを考えれば、指紋認証に対応しているのは必須と言える。
iPhoneが指紋認証を廃止して顔認証単独にしている中、顔認証+指紋認証に対応。まぁAndroidでは当たり前の対応。しかし、主流となっている画面内指紋認証ではなく、電源ボタンと共有の指紋認証なので評価が分かれそうだ。
個人的には指紋認証は背面か、画面内指紋認証の方が、スマホケースを使う事を考えると、時短になるので電源ボタン指紋認証はちょっと嫌いだ。
イヤホンジャックが復活ーポイントは高い
最近のスマートフォンはイヤホンジャックを廃止して、Bluetoothによる接続で代替していくのが多い中、イヤホンジャックに回帰する模様。音質に拘るユーザーにとっては歓迎と言えるだろう。実際、私も友人から借りてAppleの「AirPodsPro」及びSONYの「WF-1000XM3」を聞かしてもらったが、やはり有線式よりも劣っているように感じた。
ゲーミング目的では音のズレに慎重にならざるを得ないので、ゲーマーとしてはイヤホンジャックの標準搭載に魅力を感じる。しかし、利便性はBluetoothがピカイチでコードが絡まらず、時間を無駄にしないのは評価が高い。因みに私は2000円で購入した中華メーカーのBluetoothイヤホンをメインに使っている。
まぁー私がメイン端末に使っているZenfone6は有線に対応しているため、これを目的に購入することはないと思う。
結論として購入する価値はない 基本的にはガジェット好きなオタクが購入するべき端末だと思う。
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