はじめに
この記事を今ご覧になっている方は、現在投資を行っている方で、そしてリターンを増やすために、如何に投資金額を増やすか常に考えていると思います。この記事では投資金額を増やす為の方法について解説していきます。収入を増やすためには転職したり、或いは副業を始めるなど敷居が高いですが、支出の場合は代替サービスに変えるなどで容易に減らすことができます。つまり最も余裕資金を作りやすいのは支出を見直すことです。
大学生(誰)でもできる支出の見直し
大手キャリア→格安スマホ(MVNO)へ
au,docomo,SoftBankといった大手キャリアを使っている方が多いと思いますが、料金は月額6600円以上掛かっている場合が多いです。しかし、若干質は下がりますが、大手キャリアから回線を借りて事業を行っている、格安スマホというサービスがあります。こちらだと月額1600円程度から利用することができ、月5000円の削減になります。解説記事がありますので、よかったら検討していただければと思います。
因みに楽天証券の積立かんたんシミュレーションで、毎月5000円&期待利回り5%&運用期間40年で計算すると、240万円の元本に対して763万101円(+523万101円)となる可能性があります。私もマイネオを利用する事で節約しています。
飲料を自前で用意
飲料をコンビニで買うと100円掛かりますよね?毎日買っていると月額3100円の消費になります。しかし、お茶パックを買い自分で作ると10円/500mLで作ることができ月額310円になります。つまり月額2790円の削減になります。
因みに楽天証券の積立かんたんシミュレーションで、毎月2790円&期待利回り5%&運用期間40年で計算すると、133万9200円の元本に対して425万7596円(+291万8396円)となる可能性があります。私も通学やバイトの際マイポットを利用する事で節約しています。
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クレジットカードを使う
クレジットカードを使うと1%還元されます。OKといったスーパーであれば、現金決済の場合3%還元があるため、クレジットカードを使わない方が得ですが、それ以外の場所ではクレジットカードを使った方がお得だと思います。食料品1.5万、娯楽費0.5万円、通信費0.5万をクレジットカードで支払った場合、月250円の節約になります。
楽天証券の積立かんたんシミュレーションで、毎月250円&期待利回り5%&運用期間40年で計算すると、12万円の元本に対して38万1505円(+26万1505円)となる可能性があります。
私の場合はクレジットカードで1万5000円の利用をしている為、月150円の節約。
楽天証券の積立かんたんシミュレーションで、毎月250円&期待利回り5%&運用期間40年で計算すると、7万2000円の元本に対して22万8903円(+15万9063円)となる可能性があります。
社会人向けの支出の見直し
車を持たない
車を保有すると車代、車検代、保険代、ガソリン代、駐車場代、自動車税とかなりの金額が毎年出ていくことになります。ちょっと簡単に試算してみましょうか?
乗用車の平均購入頻度1台/9.3年(売却価格50%)、車検代5万/1年、ガソリン代12万/1年、駐車場代18万/1年、自動車税3万/年、自賠責保険1.5万/年、任意保険15万円と仮定します。
300÷9.3×50%+5+12+18+3+1.5+15≒70万円/年もかかります。
仮に子供がいて一ヶ月に一回家族サービスでタクシーで旅行と考えましょう。また主婦(夫)が買い物で週2回タクシーを利用したとします。東京都内のタクシーの場合2kmまで730円で、それ以降は90円/280mかかります。もしかすると長距離の場合は手数料が取られるかもしれませんが、計算が複雑化するので考慮しません。
365÷12÷7×2×2(往復)×720≒12514円(週2回の買い物)
70万÷12-12514-720×2≒44379円 44379÷2(往復)÷90≒247回
247×280=69160m=69.16km 69.16km+2km=71.16㎞
週2回の買い物に加えて、71.16kmまでの家族サービス旅行であればタクシーの方が安価に出来ることがわかります。しかもどちらかが運転する必要がないので疲労も少なくし、子供の面倒を見ることができるというメリットがあります。因みに最大の娯楽施設東京ディズニーランドなどから半径71.16kmを検索するには地図に円を描く (Google Maps API V3版) – なんちゃって めもを利用すると確認することができます。勿論直線距離なので、かなりの誤差が生じるので、その点はご了承下さい。
どう考えてもコストパフォーマンスの悪い車という選択肢は出てこないと思います。
保険に入らない
医療保険などがありますが、正直いって微妙なところがあります。医療保険の場合は病気が確定した入院期間に応じて支払われるのが一般的ですが、現在ではどこでも床不足という事で、通院医療になる可能性が極めて高いです。そして通院の場合は保険料は殆ど支払われません。入院になったとしても病院は回転率を上げるため、入院期間は短く保険料は少ない上、退院後180日以内などに再発した場合は定款によっては支払われません。支払われる基準もかなり厳しいです。
がん治療などで高い負担が求められる事もありますが、医療費控除で税金上の優遇が受けられますし、公的保険である高額療養費制度やサラリーマンの場合傷病手当金が一定期間給付されるため、正直言って必要性は全くないと思います。ただ家族がいる場合にはそれでは補えない可能性があるため保険という選択肢はありだと思います。
原則的には現金>保険と考えた方がいいと思います。
しかし、他人や物に損害を与えてしまった場合に保険料が支払われる可能性がある個人賠償責任保険はお勧めです。月額150円程度で加入することができ費用対効果が高いためです。
私の場合はお世話になった先輩が保険会社勤務のため、お礼代わりに入りますが、原則的にはお勧めしません。
20歳の医療保険の場合は月額1500円程度なので、楽天証券の積立かんたんシミュレーションで、毎月1500円&期待利回り5%&運用期間40年で計算すると、72万円の元本に対して228万9030円(+156万9030円)となる可能性があります。
私の場合の支出抑制合計金額
格安スマホ+BIGLOBE→月1500円の節約 飲料→月2790円の節約
クレジットカード→月250円の節約 合計→月4540円の節約
楽天証券の積立かんたんシミュレーションで、毎月4540円&期待利回り5%&運用期間40年で計算すると、217万9200円の元本に対して692万8132円(+474万8932円)となる可能性があります。692万8132円を個別株などで利回り5%で運用すると、毎月約2万9000円が老後の資金として振り込まれることになりますね!!
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