ソーシャルレンディングの事業者選びは運任せに結局はなる

ソーシャルレンディング
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ソーシャルレンディング業界NO.1の貸付額を持っている、maneoのグリーンインフラレンディングが先日出資金の一部不正利用で、業務改善命令を受けました。

ソーシャルレンディングブロガーの中でもmaneoは業界大手であることから信頼が高かったため宣伝をする方が多くいましたが、残念ながらmaneoファミリーの経営構造に問題が有り、しっかりと監督できていませんでした。

その後は上場している企業がいいという事で、TATERU Fundingやオーナーズブック、LCレンディングを進めるブロガーが多数いました。当ブログの場合は不動産特定共同事業法に基づいて運営しており、匿名化の縛りがないTATERU FundingやRenosyの時代が来るとして宣伝をしていました。

しかしながら、先日TATERUにおいてこんな情報が届きました。

アパートの施工、管理を手がける東証1部上場のTATERUが、建設資金の借り入れ希望者の預金通帳を改ざんし、銀行に融資の申請をしていたことが31日、分かった。預金残高を水増しし、実際より多く見せて銀行の融資審査を通りやすくしていた。TATERUは改ざんの事実を認め、借り入れ希望者に謝罪した。

日本経済新聞「アパート融資資料改ざん、TATERUでも 」より引用

ソーシャルレンディング業界の東証一部上場ですらこんなことをしてしまうこともあります。今回の場合はあくまでも融資資料の改ざんであるため、これを原因としてTATERU Fundingの元本損に繋がるとは考えにくいのですが、上場企業だから安心、不動産特定共同事業法だから安心ということはないと思わなければならないですね。

投資家にとって最も怖いことは元本損です。そのため最低限運営期間の長さ、保証や担保の有無は確認したほうがいいと思います。しかしグリーンインフラレンディングのように運営期間が長く担保があっても返済が滞る事もありますから、最終的には運任せになってしまいます。勿論運営期間の長さ、保証や担保の有無を確認することで、運以外の要素はある程度排除できるのではないかと思います。ポット出の事業者の場合は特に注意が必要です。

今回の事件で改めて投資は、余裕資金かつ自己責任で行う重要性を改めて感じました。

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