玉城デニーさんが沖縄県知事に決定!しかし朝日新聞の二重基準には呆れる。

社会
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沖縄県知事 玉城デニーさんが勝つ

沖縄県知事選挙の選挙結果は、NHKの選挙データベースによると玉城デニーさんが55.1%、佐喜眞さんが43.9%になり、11.2%差で玉城デニーさんが沖縄県知事に選ばれました。玉城デニーさんは立憲民主党などのサイレント推薦(政党イメージが悪いので推薦ではないが応援する)を受け、佐喜眞さんは与党だけではなく、日本維新の会や希望の党の推薦を受けていました。

NHK選挙WEB「沖縄県知事選」より画像と選挙結果引用

二重基準な朝日新聞

玉城デニーさんは、辺野古移設に反対する政策を発表していました。この件を受けて朝日新聞はこう報道しています。

沖縄県知事に前衆院議員の玉城(たまき)デニー氏が当選した。

急逝した翁長雄志前知事は、米軍普天間飛行場の移設先として、名護市辺野古に基地を造ることに強く反対してきた。その遺志を継ぐ玉城氏を、有権者は新しいリーダーに選んだ。安倍政権は県民の思いを受けとめ、「辺野古が唯一の解決策」という硬直した姿勢を、今度こそ改めなければならない。

朝日新聞「(社説)沖縄知事選 辺野古ノーの民意聞け」より引用と強調

 

選挙で勝ったんだから、辺野古移設反対が民意であると朝日新聞は言っているわけです。だがちょっと待って欲しい(笑)。普天間移設先の辺野古がある名護市の選挙で、自公推薦の渡具知武豊さんが勝った時、朝日新聞はかつてこういっていました。

米軍普天間飛行場の移設先、沖縄県名護市の市長選で、安倍政権の全面支援を受けた新顔が、移設反対を訴えた現職を破り初当選した。

たび重なる選挙で示された民意を背景に、辺野古移設阻止を訴えてきた翁長県政の痛手は大きい。ただ、政権側が「これで移設が容認された」と考えるなら、単純すぎる。

朝日新聞「(社説)名護市長選 民意は一様ではない」より引用と強調

朝日新聞は僅か半年で自分で言ったことを忘れてしまうのでしょうか?相変わらず野党候補が勝ったときは、民意は反政権で一致しているといい、与党候補が勝った際には民意は一様ではないとするこの姿勢は、果たしていいものなのかと思います。やはり同じ価値基準で判断すべきです。

私は選挙で勝った場合は与党、野党候補であれ、政策が支持されたという価値基準でモノを判断することにしてます。

辺野古移設に関する意見

国防上沖縄県は重要な土地で、残念ながら米軍基地を置いておく必要があります。こんなの地図を見れば誰でも理解できる話です。

その観点も考えると、辺野古移設をしないという事は、事実上普天間を固定化させるということになります。普天間基地周辺には、学校や住宅街となっており、重大な事故が起こった場合、物的な被害だけではなく、人的な被害が出る可能性が高いという問題が放置され続けるということです。最低でも学校は移転すべきだと思います。

普天間の停止が無理筋なのは歴史が証明しています。現実的な主張としては子供の安全を第一に考え、確保したいのであれば、学校を移転すべきと主張すればいいのです。

またもちろん、日本の国防のため受け入れているわけですから、今まで通り沖縄復興予算(他と違い用途を問わない)を支給する必要があります。

 

 

 

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